そば茶

ウラ・アオゾラブンコがなくなって寂しいので、自分で作家たちの言動の記録をメモしていくブログ

森鴎外の饅頭茶漬け

 鴎外はお葬式饅頭を白い、美しい掌で四つに割り、飯の上にのせ、いい煎茶をかけて食べた。大人は誰も美味そうだとは思わないが、私達三人の子供はよろこんで真似た。子供の口には美味しかった。


森茉莉『ドッキリチャンネル』より抜粋

鴎外の食の好みについでの文章でよく現れる饅頭茶漬けついての文章。
似たような文章に『鴎外の味覚』*1というものが有る。
コチラのほうが描写が丁寧である。

貧乏サヴァラン (ちくま文庫)

貧乏サヴァラン (ちくま文庫)

*1:「粋な味」云々と書いてあるのはコチラの方。