そば茶

ウラ・アオゾラブンコがなくなって寂しいので、自分で作家たちの言動の記録をメモしていくブログ

森茉莉の本のこと

以前、『貧乏サヴァラン』を探していると書いたのですが、未だに見つからず、代わりなのかなんなのか『マリアの気紛れ書き (ちくま文庫)』を押し入れから発掘しました。
結構前に読んだきりだったので、パラパラと見直すと、ちょくちょく鴎外のことや室生犀星三島由紀夫といった他の作家のことについて書いてあるのです。作家についてのことを抜きにしても、森茉莉のエッセイは面白い*1
そんなわけで、『マリアの気紛れ書き』を見ながら、特にタイトルなどもなかったので、雑誌連載をまとめたものだからサブタイトルがないのだろうと、何時のものかと初出を見ようと後ろからページをめくっていくと、

本書は一九九三年五月、筑摩書房から刊行された森茉莉全集五巻を底本とした。

とある他に詳しいことが何も書いてない。
となれば、森茉莉全集を見れば分かるのかと、森茉莉全集を調べてみましたら、絶版
図書館に行って借りれば良いんでしょうけど、比較的新しいものの上、娯楽性も低いので市町村立の図書館に並ぶ優先順位がかなり低そうで、近所の図書館で借りられるとは思えないので、どうしましょう。
きっと、そのうちお財布と相談して買うとは思うのですが。

それとどうでもいいのですが、サヴァランの『美味礼讃』を読んだ時に、仰々しいギリシャ神殿のような描写を見かけて、「ああ、料理マンガの意味不明な大げさな味描写とかってこういう所から系譜が始まってるのかしら?」とか思ったりしてみたり。

*1:彼女の小説の方は読んだことがないのです