そば茶

ウラ・アオゾラブンコがなくなって寂しいので、自分で作家たちの言動の記録をメモしていくブログ

内田百閒

内田百閒と大手饅頭

私は度度、大手饅頭の夢を見る。大概は橋本町の大手饅頭の店に這入つて、上り口に腰を掛けて饅頭を食ふ夢である。 早くから店を仕舞ふと云ふ事を、子供の時に覚えてゐるので、夢ではいつでも、もう無くなりさうで、間に合はないから、大急ぎと云ふ、せかせか…

頭がデカい内田百閒

「やはり思うくはあいけれど、まあ貧乏話なんかは構わないとしても、僕が漱石先生のパナマ帽を貰ったと云うのは本当ですか」 「本当だろう」 「そうか知ら。しかし漱石先生の帽子が僕の頭に這入るわけがないと思うんだけれど」 「そりゃ君、洗濯屋で鉢をひろ…